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数々のプラチナステータスを狙っています!

修行僧の危機管理-本編

 

 

今日の関東地方の天気は大荒れです。

そのおかげで、仕事が一つキャンセルになり、ブログに時間をかけることができ、本編をアップするに至りました。

 

はい、ただでは転ばないプラチナハンターです。

関東地方のみなさん、無事に帰宅できましたでしょうか。

 

さて、本編です。

皆様、予告編とその関連記事を読む時間はありましたか??。

 

 

 

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さて、今回は、陸マイラー界の池上彰さん(いや、林修先生?)「すけすけ」さんのディレイ対応について、プラチナハンターならどう対応していたか、を書きます。

 

www.sukesuke-mile-kojiki.net

 

 

はじめに

  

予告編にも書きましたが、この記事は「すけすけ」さんの対応を誹謗中傷するものではありません。

医師という立場上、何よりも優先しなければいけないのは人命であり、その前提である医業です。

「すけすけ」さんの記事には明確にはお書きになられていませんが、立場上、「仕事に間に合うこと」を最優先に考えた結果だと思います。(ひょっとすると手術などが入っていたのかもしれません。)

そして、その結果、ご自身のやりたいことを全て捨てて、医師の立場を全うされたと思われるので、医師の鏡というべきなのかもしれません。

その意味で、新婚旅行の次の日にまで修行を入れてしまうプラチナハンターは頭が上がらない思いでいっぱいです。

 

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ですが、私なら、「すけすけ」さんと違う行動に出たと思います。

というよりも、ニースの時点で別の行動をし、予備としてフランクフルト経由を考えます。

 

そのことを書く前にプラチナハンターが海外に行く際の基本的なスタンスを書いておきます。

 

まず、私は、海外旅行に行く際、帰国の日はもちろんのこと、帰国の次の日には仕事上の重要な予定は入れません。

予定を入れるとしても、キャンセルしても支障がない予定しか入れません。

しかし、「すけすけ」さんとプラチナハンターでは、立場が違うので、こんなこと言っても仕方がありません。

「すけすけ」さんは医師という立場上、ギリギリの予定を組まざるを得なかったのだと想像しています。

ですが、危機管理の観点からは、

 

教訓①

海外旅行の帰国の次の日までは重要な予定は入れないようにしよう!

 

がセオリーです。

 

例えば、プラチナハンターが修行の予定を組む際には、金曜日を休暇にして、金曜出発土曜帰国にし、万が一何かあっても、日曜日を使って帰国できるようにしています。

 

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「すけすけ」さんの記事の事実関係

  

この記事に必要な範囲で抽出すると、こんな感じだと思います。

(1)5月29日6:30の時点でニース(NCE)にいる。

  今から、次の便で帰国する予定である。

  (搭乗クラスは、プレミアムエコノミーをアップグレードした

  ビジネスクラスである。) 

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        ※ 「すけすけ」さんの記事より引用

 

(2)7:30時点で先に搭乗を終えていたビジネスクラスの搭乗者が

  飛行機から戻ってきた。

  この時点で大幅なディレイが確定する。

 

(3)フランクフルト(FRA)から日本行きの全ての便をスマホで調べる。

  その結果は以下のとおりであった。

 

f:id:platinum-hunter:20170619222846p:plain

      ※ 「すけすけ」さんの記事より引用

 

(4)10:15になって、NCE- FRAの便が出発した。

 

(5)12:00にFRAに到着する。12:05に飛行機を降りた。

 

(6)飛行機を降りたら、当初搭乗予定のANA便が、

  すでに離陸していたことを聞かされた。

 

(7)12:25、急いでチケットカウンターに行くと、ANAさんは翌日便に

  振り替えてくれていた。

  しかし、仕事があるので、ルフトハンザ航空の13:20フランクフルト発

  関西国際空港行に再度振り替えてもらった。

 

(8)しかし、そもそもの予約がプレミアムエコノミーだったので、

  ルフトハンザ航空の便もプレミアムエコノミーとなってしまった。

  ANAマイルでは、ルフトハンザ航空のアップグレードはできない。

  結局、プレミアムエコノミーで確定した。

 

(9)フランクフルトの空港内でやりたいことは以下のとおりであった。

  乗り継ぎがシビアなため、これらのことは全くできなかった。

 

f:id:platinum-hunter:20170619223035p:plain

        ※ 「すけすけ」さんの記事より引用

 

(10)無事にルフトハンザ便は離陸し、関西国際空港に7:40に到着した。

 

(11)後日、ANAさんから付与されたマイルとPPは、

  ANA運航便としてではなく他社運航便としてのものであり、

  本来もらえるマイルやPPよりも少ないものである上に、

  ANA運航便としてのPPとはならなかった。

 

(12)その結果、今後ANAさんからもらえるであろう

  アップグレードポイントが少なくなると思われる。

 

 

優先順位

  

「すけすけ」さんの記事の中では、何時までに職場に行かなければいけなかったのか明らかではないです。

しかし、当初は9:10に伊丹空港(ITM)に到着する予定であったこと、フランクフルト(FRA)を18:05に出発するANA便で羽田(HND)に12:15に到着するのでは仕事に間に合わなかったと思われることを考えると、遅くとも14:00ぐらいには職場に行く必要があったものと思われます。

 

そういった観点から優先順位をつけると、以下のようになると思われます。

((A)が最も優先順位が高く、(F)が最も優先順位が低い)

 

(A)職場には遅くとも5月30日14:00には到着すること

(B)ANA運航便に乗ること(アップグレードポイントが10ポイント増える)

(C)タックスリファンド(約2万円が返ってくる)

(D)ビジネスクラスに乗る

(E)フランクフルトモデルのリモワを買う

(F)フランクフルトのラウンジ遊び

 

一応補足すると、(B)と(C)は逆かもしれません。

しかし、アップグレードポイントが10ポイントあったら欧米路線やオーストラリア路線のエコノミークラスをビジネスクラスにアップグレードできるので、私なら(B)の方が優先順位は高いです。

 

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サービス詳細|空の旅をゆったりと|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ

 

(E)(F)は、再度フランクフルトに来れば実現できそうですので優先順位は低いです。

 

なので、優先順位は以上と仮定して、話を進めます。

 

 

プラチナハンター的行動@ニース

  

「すけすけ」さんは、フランクフルトまで行くことを前提として、フランクフルトから先をどうするか、を検討しています。

しかし、私なら、フランクフルトに行けないことを前提として、行動します。

そして、まずANAデスクにスカイプをかけ、ANAさんには何ができて何ができないかを確認します。

ここで重要なのは、航空券を発券した航空会社と連絡を取る、ということです。

「すけすけ」さんの場合は、ANAさんですね。

これまでの私の経験上、空港のチケットカウンター(航空会社の寄り合い所帯)は、最低限の仕事(すなわち、当初のブッキングクラスで目的地までのチケットを発券する仕事)しかしてくれません。

しかし、航空券を発券した航空会社の本部には、ある程度の(「かなりの」と書いてもいいかもしれません)「裁量」があります。

その「裁量」に期待するのが一番効果があります。

余談になりますが、旅行代理店を通して航空券を発券した場合には、航空会社がその旅行代理店に問い合わせることが必要になる場合もあるようです。

その場合には、事態が複雑になります。

なので、航空券は航空会社でのダイレクトブッキングのほうがトラブル対処という点では優れています。

 

また、「すけすけ」さんの場合だと、NCE-FRAのルフトハンザ便の振り替えについても、ある程度の裁量が期待できるのはANAさんです。

ルフトハンザやチケットカウンターにお願いしても、マニュアルどおりの対応をされてしまうだけだと思います。

 

さらに、ANAさんなら、日本語で交渉ができます。

その上、搭乗予定の便はANA運航便ですので、「お願いだから待って。明日は重要な仕事があるの(泣)」と人情に訴えかけ、離陸を少しでも遅らせてもらうことも考えられます。

なんでも交渉材料に使ってしまうプラチナハンターが「すけすけ」さんの立場なら、「どうしても診察しなければ患者がくるのです!」と言っちゃいそうです。

「他人への迷惑」を考えなくてはいけませんが、長距離便であればあるほど、途中で飛行機の速度を上げるなど、時間の調整はつきやすいです。

 

教訓②

トラブル時には、航空券を発券した航空会社に電話をしよう!

 

www.hanayao.xyz

 

ということなので、ANAさんにスカイプをかけ、「スターアライアンス運航便なら手配可能である」ことの言質(げんち)をもらいます。

ちなみにスカイプだと、1時間の国際電話が100円ぐらいでできます。

(ご覧のみなさんもスマホやタブレットにスカイプをダウンロードして、チャージしておくと役立つことがあると思います。)

 

www.platinum-hunter.com

 

次に、ANAさんの運航表をダウンロードして、ヨーロッパ発着便を全て調べるとともに、経由地までのスターアライアンス運航便があるかどうかを確認します。

 

ANAさんの運航表はここからダウンロードできます。

 

www.ana.co.jp

 

これを見ると、候補に上がりそうな便は、「すけすけ」さんの検討結果の他に、以下のものがあります。

スイス航空(LX)

チューリッヒ(ZRH)発-成田(NRT)行

13:00-7:50

 ※ スイス航空はスターアライアンスに加盟しています。

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残念ながら、ANA運航便は良い便がなさそうです。(青色がANA運航便)

なので、ANA運航便への振り替えは断念します。

 

「スイス航空運航便をANA便として発券してもらい、ANA便としてPPをもらう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ANAさんのPPは「運航便ベース」です。

この場合、このような発券をしてもらっても、結果的には変わらないと思います。

これがJALさんの場合だと「便名ベース」なので、結論が異なります。

修行僧検定3級の試験問題に出るところですのでおさえておきましょう。

 

そして、仮にエコノミーでZRHから帰国するとして、大阪(OSA)までの便が空いているかをskyscannerで確認します。

条件をできるだけ同じにするために5月29日と同じ月曜日の6月26日で検索しました。

すると、以下の便が出てきます。

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どうやら、伊丹(ITM)に13:05に着きそうです。

「すけすけ」さんの職場がどこにあるか分かりませんが、大阪の梅田以北であれば、ギリギリですが、14:00には職場に間に合いそうです。

(とりあえず、これで間に合うという前提で話を進めます。間に合わない、という場合には、さらに別の選択肢を考えることになります。これは後程書きます。)

 

そして、再度skyscannerで空席があるかどうか確認します。

「すけすけ」さんの場合の特殊性は、プレミアムエコノミーで予約をしていたという点です。

プレミアムエコノミーの設定がないろせんは、まだまだたくさんあります。

(再掲)

(8)しかし、そもそもの予約がプレミアムエコノミーだったので、

  ルフトハンザ航空の便もプレミアムエコノミーとなってしまった。

  ANAマイルでは、ルフトハンザ航空のアップグレードはできない。

  結局、プレミアムエコノミーで確定した。

なので、ここで大事なのは、ビジネスクラス以下の全てのクラスを検索するということです。

そうすると、ビジネスクラスとエコノミークラスはヒットしますが、プレミアムエコノミーはヒットしません。(以下のキャプチャではANA便だけプレミアムエコノミーの直行便があるかのように表示されていますが、「詳細」から進んでも、直行便のプレミアムエコノミーは出てきません。)

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そして、この便(ZRH-NRT)にプレミアムエコノミーがないことをできるだけ将来の日付で検索します。 

キャプチャーは出しませんが、やはりありません。

ということは、この便は、プレミアムエコノミー非搭載路線ということになります。

 

さて、ここで疑問が生じます。

プレミアムエコノミーの予約をプレミアムエコノミー非搭載路線に振り替えると座席クラスはどうなるのでしょう。

私は、一回、JALさんで経験があります。

機材不良で3クラス便(ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー)が2クラス便(ビジネスとエコノミー)に変更になった時です。

この時は、なんらの追加費用なしでビジネスクラスになりました。

(いわゆるインボラアップグレードってやつです。)

この技を使えそうです。

 

教訓③

プレミアムエコノミーで予約している便をプレミアムエコノミー非搭載路線の便に振り替えてもらうと、ビジネスにアップグレードされる場合がある。

 

ANAさんもJALさんと同様の対応をすると思われます。

そうすると、日本に帰国する便をZRH発の便に振り替える場合、ビジネスクラスが空いていれば、ビジネスクラスに振り替えてくれる可能性があります。

搭乗便の振り替えがあった場合、実際に搭乗した座席クラスでPPは計算されるので、基本マイル100%の予約が、基本マイル125%のチケットに進化します。

 

最後に、NCE-ZRHの便があるか、そして、空いているかどうか確認します。

 

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10:50-12:05の直行便が空いています。

13:00にZRHを出発する便の乗り継ぎに十分とはいえませんが、可能な時間です。

 

この結果をまとめると、以下のとおりとなります。

 

  • 経路は、NCE-ZRH-NRT(地上移動)HND-ITM
  • ZRH-NRTはビジネスクラスで基本マイル125%となる。
  • HND-ITMはANA運航便なので、僅かではあるが、ANA運航便のPPが溜まる。

 

この振り替えをしてくれるなら、ANA運航便のPPが減る代わりに、全体のPPは増え、しかも、ただでビジネスクラスにアップグレードされる可能性があります。

(もらえるANAマイルは若干少なくなると思います。しかし、アップグレードのために使ったマイルが返ってくれば、トータルではマイルは増えます。)

この「取引」は悪い話ではありません。

 

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ANAデスクに電話

  

ここまで調査したあと、再度、スカイプでANAデスクに電話します。

事実関係(2)で大幅なディレイが確定したのが7:30ですので、30分かけて調査して、この電話が8:00ぐらいでしょうかね。

 

(再掲)

(2)7:30時点で先に搭乗を終えていたビジネスクラスの

  搭乗者が飛行機から戻ってきた。

  この時点で大幅なディレイが確定する。

 

ANAさんとの想定問答は以下のとおりです。

 

プラチナハンター「もしもし、プラチナハンターです。私の旅程を確認できますか。」

 

ANAデスク「プラチナハンター様こんにちわ。はい、現在ニースにいて、今日の便でお帰りになられるのですね。」

 

プラチナハンター「はい、そうなんですが、ニースで大幅なディレイが発生して、フランクフルト発のANAさんの便に間に合わない可能性があるのです。それで、ニースからチューリッヒ経由で成田羽田経由の便に振り替えてもらえませんか。」

 

ANAデスク「ちょっと検索しますね。はい、どの便も空いていますね。チューリッヒでの乗り継ぎが若干シビアではありますが、55分あるので事前にスイス航空に連絡しておきます。それと、現在、チェックイン済みですか?」

 

プラチナハンター「はい、チェックイン済みです。」

 

ANAデスク「そうすると、一旦、チェックインの手続きを取り消さなければなりません。現在、そちらの時間が8:00、チューリッヒ行きの便が10:50なので、間に合いそうです。こちらについては、ご自身で、チケットカウンターに行って下さいますか。」

 ※ ここは場合により、一回制限エリア外に行くように言われるかもしれません。

 

プラチナハンター「分かりました。荷物はどうなりますか。既にフランクフルト行きの飛行機に積んであるはずです。」

 

ANAデスク「差し支えなければ、お荷物はそのままで、後日、ご自宅にお届けしますが、それでもよろしいですか。」

 

「ラッキー。これで成田と羽田の地上移動が楽になる♫」(プラチナハンター心の声)

 

プラチナハンター「この状況であれば仕方がありません。分かりました。ANAさんにお任せします。ところで、座席クラスはどうなりますか。」

 

さて、この質問ではふた通りの返答が考えられます。

 

理想的な回答である

 

「プレミアムエコノミー非搭載路線なのでビジネスクラスにさせていただきます。」

 

ならこれで終わりです。

心を込めてお礼をし、丁寧にスカイプを切りましょう。

以下はそうではない回答の場合です。

ここから先は交渉力が試されます。

 

ANAデスク「エコノミークラスではダメでしょうか。」

 

プラチナハンター「そもそもは、プレミアムエコノミーですよ。それをエコノミーで帰れというのですか?しかも事前にビジネスへアップグレードしているのです。」

 

ANAデスク「それはそうなのですが・・・」

 

プラチナハンター「とはいえ、航空会社の責任です。ではこういうのはどうでしょう。ビジネスへのアップグレードで使ったマイルは返却しなくて結構です。その代わりに、ビジネスクラスを発券して下さいませんでしょうか。」

 

ここでの注意点は、紳士的に振る舞い、要求は厳しいものにするということです。

怒鳴り声をあげたら、ステータスに傷がつきます。

 

ANAデスク「しばらくお待ち下さい。上席に確認します。」

 

(しばらく待つ)

 

ANAデスク「お待たせしました。いつもご利用いただいているプラチナハンター様ですので、今回は特別にそのような対応をさせていただきます。」

 

プラチナハンター「分かりました。ありがとうございます。」

 

ここも、いくら英語やドイツ語が堪能であっても、ルフトハンザと交渉しても良い答えは返ってきません。

裁量があるANAさんと交渉すべきです。

ANAさんでもJALさんでも、明らかにできない場合には、「できません。」と明確に言い切ってきます。

しかし、想定問答のように、微妙な言い回しの場合は、「できるけれども、航空会社としてやりたくない」場合です。

この場合は、「上席に確認します」と言うまで、粘った方が良いです。

「ルール上できるし、航空会社としてそうしてほしい」という場合は、

オペレーターレベルで「できる」と言ってきます。

 

 

チューリッヒ経由とすることの問題点

  

ここで、チューリッヒ(ZRH)経由とすることの問題点も考えておかねばなりません。

この問題点も考慮した上で、「フランクフルトにいつ着くか分からない」というリスクと天秤にかけ、ニースにいる時点で判断をします。

 

(1つめの問題点)

最大のリスクは、ZRH-NRTも遅延欠航した場合です。

フランクフルト発なら、1日に日本行きが5本あります。

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しかし、チューリッヒ発の日本行きは、1日に1本しかありません。

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ZRH-NRTが遅延欠航した場合には、「すけすけ」さんの実際の行動よりも状況は悪くなる可能性があります。

 

(2つめの問題点)

ビジネスクラスはダメとANAさんに言われた場合はどうでしょう。

この場合は、色々な交渉方法が考えられますが、プラチナハンター的交渉方法は以下のとおりです。

 

プラチナハンター「なぜ、ビジネスクラスはダメなのでしょうか。」

 

ANAデスク「発券規則上、今回の場合、ビジネスクラスへの変更はできないのです。」

 

プラチナハンター「では、エコノミーにしかできない、ということですか。」

 

ANAデスク「はい、おっしゃるとおりです。」

 

プラチナハンター「それでは、その場合、払戻しはできるのですよね。」

 

ANAデスク「・・・」

 

これでうまくいかなければ、元に戻ってフランクフルト経由を考えます。

 

 

どこで行動するか

 

プラチナハンターなら、既に書いたように、ニースで航空券の振り替えを試みます。

というのも、トラブルがあったその場のほうが、日本に帰国するまでの場所的時間的余裕があり、その分選択肢が豊富にあるからです。

なので、トラブルがあったその場で航空券の振り替えをすべきだと考えています。

下の図は、今回の場合を模式図にしたものです。

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一旦、「欧州主要空港」に行ってしまうと、その後の選択肢は、「どのアジア主要空港を経由するか」という選択肢しかなくなってしまいます。

しかし、「欧州中小空港」で搭乗便の振り替えをすれば、「どのアジア主要空港を経由するか」という選択肢の前に、「どの欧州主要空港を経由するか」という選択肢も出てきます。

そして、その後の「どのアジア主要空港を経由するか」という選択肢も当然ながら増えることになります。

プラチナハンター的行動では、「欧州主要空港」として、フランクフルトの他に、チューリッヒも選択肢に入りました。

なので、ディレイがあった空港、すなわち「欧州中小空港」で振り替えを検討すべきと考えています。

 

 

13:05に伊丹空港に到着したのでは間に合わない場合

 

さて、13:05に伊丹空港に到着したのでは間に合わないという場合はどうしたら良いでしょう。

幸い、NCE-ZRHの10:50‐12:05という便が見つかったので、ZRH経由で大阪(OSA)に帰国する経路を考えます。

再度、skyscannerで検索すると、上海(PVG)経由で12:10に関西国際空港(KIX)に到着する便が出てきます。

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これなら、職場が梅田以南の場合には、ギリギリですが14:00に間に合いそうです。

後は、先ほどと同じようにANAさんと交渉ですね。

先の「欧州主要空港」をZRHにまで広げたことで、「アジア主要空港」としてPVGという選択肢が出てきました。

ただし、PVG経由にもリスクがあります。

PVGは、定時運航率が悪いのです。

(北京と1位、2位を争うとか??)

このリスクを検討した上で、フランクフルト(FRA)経由でやむなし、とするかどうか考えます。 

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で、ここまで書いておいて何ですが、「すけすけ」さんは、この経路も、NCEにいる時点で検討しているような気がしてきました。

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     ※ 「すけすけ」さんの記事より引用

 

単に、記事にすると長くなるから、その辺、省略したのかな~、と(笑)

(現に、この記事、11000字オーバーです。。。書きたいこと書いたら、すっっっごく長くなってごめんなさいです。)

 

 

タックスリファンド

  

さて、うまく、チューリッヒ経由のビジネスを確保することができた場合、(C)のタックスリファンドはどうなるでしょうか。

EUのタックスリファンドはEU圏内を出る時に行います。

そして、チューリッヒがあるスイスは永世中立国であり、EU圏内ではないので、ニースの空港の中で行うことになると思われます。

ニースの空港を出発するまで、まだしばらく時間があるので、タックスリファンドはできそうです。

そうすると、(A)と(C)と(D)の3つは実現できそうです。

 

(再掲)

(A)職場に遅くとも5月30日14:00には到着すること

(B)ANA運航便に乗ること(アップグレードポイントが10ポイント増える)

(C)タックスリファンド(約2万円が返ってくる)

(D)ビジネスクラスに乗る

(E)フランクフルトモデルのリモワを買う

(F)フランクフルトのラウンジ遊び

 

「ピンチをチャンス」にまでは持っていけませんでしたが、さきほどの「取引」の結果と合わせると、失う分をかなり少なくすることができました。

少なくとも、(A)以外の全てを失う失うという状況は避けることができました。

 

 

ヨーロッパ旅行の際に選ぶべき便(スターアライアンスの場合)

  

さて、この記事を書いていて、気付いたことがあります。

それは、ヨーロッパの主要空港の現地発日本行は夜便が多いという点です。

 

(再掲)

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そうすると、ヨーロッパの中小空港(今回の場合でいえばニース)が復路出発地の場合、ディレイ時の振り替えのことを考えると、主要空港(今回の場合でいえばフランクフルト)の出発を夜便にしたフライトで予定を組むことが、危機管理上、大事だということです。

なぜかと言うと、そうすれば、中小空港から現実的に経由可能となる主要空港の数が多くなり、予定していた日本到着時刻周辺で到着する路線が多くなるからです。

 

例えば、「すけすけ」さんの場合で言えば、予約時点でフランクフルト発の夜便で予定を組んで翌日中に大阪に戻れば良い旅程を組んでいれば、ミュンヘン(MUC)経由で帰国する便が選択肢として上がります。

NCE-MUC 13:00-14:20(ルフトハンザ便)

MUC-HND 21:25-15:50(ANA便)

HND-ITM 18:00-19:10(ANA便)

 

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他にも、ブリュッセル(BRU)経由とかもいけそうです。

NCE-BRU 15:40-17:20(ブリュッセル航空便)

BRU-HND 21:10-15:35(ANA便)

HND-ITM 18:00-19:10(ANA便)

 ※ ブリュッセル航空はスターアライアンスに加盟しています。

 

いずれも、長距離路線をANA運航便とする振り替えが可能です。

 

教訓④

ヨーロッパ路線の中小空港が復路出発地の場合、主要空港発の便を夜発にするように予定を組んだほうがディレイの対処はしやすい

 

 

他に考えたこと

  

(北米経由)

北米経由で帰国することができるかも検討しましたが、時間がかかるので現実的ではないということが分かりました。

(そもそも、ANAさんが振り替えてくれないでしょう。)

 

(中東経由)

また、アブダビ経由で帰国することも考えてみました。

(ANAさんは、エティハド航空とも提携しているので、この振り替えも状況次第では可能でしょう。)

ですが、PPをもらう前提であるANAさんの運航便ベースのルールを考えると、スターアライアンスに加盟していないエティハド便ではPPはもらえません。

なので、エティハド航空に振り替えてもらうことは全く修行にならなくなります。

 

ここで、JALさんの場合と違いが出てきます。

JALさんはエミレーツ航空と提携しています。

そして、エミレーツ運航便をJAL便として発券してもらうことができれば、マイルもFOPもJAL運航便と同様の計算方法で付与されます。

※ここも修行僧検定3級でよく出るところです。

振り替え時に「エミレーツ運航便をJAL便として発券してもらう」と

いう発券ができるかどうかはプラチナハンターには経験がありません。

今度機会があったら試してみます。

ご覧になられている方の中で経験がある方がいらっしゃっいましたら、

コメント欄よりお知らせ下さいませ。

そして、エミレーツ航空の場合、ニース(NCE)-ドバイ(DXB)-関西国際空港(KIX)という振り替えが可能となりますね☆

(エミレーツの路線網おそるべし・・・。ヨーロッパの中小空港にまで直行便を出しています。)

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(ANAさんと提携していない航空会社を指定すること)

おそらくですが、テロや戦争などの大惨事、システムトラブルといった場合でもない限り、非提携の航空会社に振り替えてもらうことは難しいでしょう。

まぁ、紫修行でもしていない限り、スターアライアンス→ワンワールドの振り替えは修行にならんのですけどね・・・

 

 

まとめ

  

「すけすけ」さんの事例の場合、フランクフルトにこだわらなければ、選択肢が他にもあることが分かりました。

(でも、フランクフルトでやりたいことがあるからこそ、フランクフルトに行きたかったのですよね~。私が第三者だからこそ言えるのだと思います。)

うまく優先順位を付けて、順を追って冷静に考えれば、海外でディレイが生じた時でも適切に対応できます。

ディレイの時こそ、航空会社から与えられた修行だと考えて、冷静に乗り越えましょう!

修行僧にとって、「ピンチはチャンス!」

うまく乗り切れば、マイルもPP(やFOP)も増えちゃいますよ☆

 

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