前回のオーストラリア旅行の続きです。
さて、日本へ帰国するため、復路のゴールドコースト空港(OOL)でチェックインし、出発時刻(10:45)の1時間ほど前から搭乗ゲートの近くの椅子に座って搭乗を待ってました。
OOLは小さい空港なので、搭乗ゲートから自分が乗る飛行機が見えます。
なので、遅くとも30分前には搭乗ゲートに飛行機が現れるはずです。
しかし、飛行機はいっこうに搭乗ゲートへ現れません。
普段から飛行機に乗りまくっている修行僧の私は、嫌な予感がしました。
しかし、地上スタッフに尋ねるも、「定時運行です。」の一点張り。
「定時運行なら、もう飛行機来ているはずですよね??」と聞きたかったですが、それを飲み込み、自分の椅子に戻りました。
さてどうする??
この時点で何も情報はありません。
皆さんだったらどうしますか??
ここで役だったのはブログです。
以前、はにゃおさんが以下のような記事を書いていました。
はにゃおさんありがとうございます。
教訓その①
「トラブルがあったらすぐに航空会社に電話をしよう!」
これを思い出した私は、とりあえずJALデスク(サファイアデスク)に電話することにしました。
とはいえ、ここは海外です。
日本から持って来た携帯を使うと、通話料金だけでとんでもない金額になります。
そこで以前から気になっていたSkypeの有料通話を利用してみることにしました。
別記事にしますので結論だけ言うと、Skypeの有料通話はかなり良いです。
合計2時間ぐらいトラブル処理で国際電話をかけたのですが、かかった料金は100円ぐらいでした。
JALデスクの対応
この時点では、ディレイの情報は全くなく、「万が一」の場合にどうしたら良いのか、情報収集です。
私「プラチナハンターです。聞こえますか。」
JALデスク「こんにちわ、プラチナハンター様。いつもご利用ありがとうございます。今日はどうなさいましたか。」
私「こちらこそいつもお世話になっています。私の旅程を見れますか。」
JALデスク「はい、確認できております。」
私「旅程のとおり、ジェットスター運行便をJAL便として予約していて、私は今、ゴールドコーストにいるのですが、ディレイになりそうなんです。」
JALデスク「ジェットスターからは何かアナウンスがありましたか?」
私「現時点ではアナウンスはないので、万が一の時のことをお伺いしたいのです。仮に遅延があった場合には、JALさんで対応していただけるのでしょうか。」
JALデスク「ジェットスター運行便の場合、原則として、ジェットスターさんが対応することになると思います。」
さて、JALさんのこの対応、私には、とっってーも気になりました。
「原則として」??
「思います」??
JALさんは対応してくれるの?対応してくれないの??
実際のところ、このように聞きたかったです。
しかし、私はサファイア会員。
JALさんのお気に触れ、サファイア剥奪なんていうことは一番避けたい事態です。
そこで私はこう聞き返しました。
私「原則として、とはどういう意味でしょうか。」
JALデスク「き、き、基本的に、という意味です。」(歯切れ悪し・・・)
JALさん、言い換えただけで何も変わっていませんよー。
これ以上聞いても情報は出て来なそうなので、質問はやめました。
が、ここで私は悟りました。
「いざとなれば、JALが対応してくれる!」(プラチナハンター心の声)
私「では何かありましたらまたお電話致します。」
JALデスク「プラチナハンター様、お気を付けてご帰国下さいませ。」
で、一旦、電話を切ります。
その後の対応
普段、私は修行に行く際にはバックアップ旅程を頭に入れています。
欠航になった場合の対処をスムーズに行うためです。
初めてのJGCサファイア解脱フライトで起こったディレイの経験から常にそうするようにしているのです。
(その時のことは別記事にします。)→記事にしました。
しかし、今回は修行ではなくて、旅行しかも新婚旅行だったので、バックアップ旅程は頭に入れていませんでした。
なのですが、私は、翌日、OOL-NRTの国際線の国内区間で羽田(HND)から石垣(ISG)に行き、トンボ帰りで、石垣(ISG)-羽田(HND)-シンガポール(SIN)-クアラルンプール(KUL)-羽田(HND)という修行をいれていたのです。
(最後のKUL-HNDはANA便です。ちなみにですが、新婚旅行の2日前から前日にかけて、NRT-KUL-KIX-ISG-HNDという修行もこなしています。)
そこで、陸マイラー御用達のスカイスキャナーの登場です。
まずはOOL(ゴールドコースト)からTYO(東京)への直行便がないことの確認です。
これは、スカイスキャナーの以下の「経由地」のところのチェックを「直行便」だけにすれば、検索できます。
次に1回の乗り継ぎでOOLからTYOに戻るルートを確認します。
シドニー(SYD)経由かメルボルン(MEL)経由が出てきました。
経由便なら帰れるじゃん♫とタカをくくった私は、安心してしまい、これ以上の検索をやめてしまいました。
(これがこれから始まるトラブルの序章でした。)
この時点で、出発時間(10:45)の15分前の10:30でした。
まだ飛行機は搭乗ゲートに現れません。
30分ディレイ
案の定、出発時間になっても飛行機は現れず、直前になって出発時間が30分ディレイの11:15に変更となりました。
とっても嫌な予感です。
今から準備したって、11:15に出発するなんて、無理な話です。
飛行機すら来ていないんですよ。
ですが、待つしかありません。
近くに小学生ぐらいのちびっ子がいたので話しかけてみると、
「今日(月曜日)は学校を休んだ。明日(火曜日)は学校に行く。」
とのことでした。
そりゃそうだ。
私の妻も明日の火曜日は仕事があります。
新婚旅行の次の日まで、石垣クアラルンプール修行を入れている人なんて私ぐらいでしょう(笑)
しかし、修行だからこそ遅れるわけにはいかないのです!
飛行機は待ってくれません!
さらに30分ディレイ
あっという間に11:15になり(もちろん、飛行機は現れません)、さらに30分ディレイの11:45へと表示が変わりました。
みなさん焦っています。
すごーく焦っています。
空港がかなりざわついて来ました。
ですが、みなさん「飛んで!」と祈るより他ありません。
しかし、ピンチはチャンス!
修行僧にとっては、チャンスなのです!
妻からの一言「楽しそうにしてんの、あんただけよ(怒)」
プラチナハンター心の声「だってチャンス到来なんだもん♫」
(続く)