7月1日、プラチナハンター御用達のビックカメラから、ダイソンのドライヤーの
「90日間お試し返品保証キャンペーン」
なるメールが届きました。
これを陸マイラー的視点で考えてみました。
(目次)
キャンペーンの概要
①ダイソン指定のドライヤーを「指定期間」内に購入する。
(ダイソン直販でなくても良い)
②指定期間は、7月1日から8月31日
③購入から90日以内に「返品手続」をすれば「返金」を行う。
④「返金」の額は、販売店から付与されたポイント相当額を購入代金から引いた金額
⑤「返品手続」にあたっては、箱など、購入時の付属品全てと、領収書の原本が必要
⑥返品の際の送料は購入者が負担
⑦返金方法は口座振込
陸マイラー的取引の具体例
ビックカメラでの販売額は48,000円ですが、計算めんどくさいので、税込50,000円として計算します。
ビックカメラではJMBWAONで購入するのが最もお得です。
JMBWAONなら50,000円ちょうどまで払えるので、今回はJMBWAONで払うとして話を進めます。
50,000円分購入した時に付与されるものは以下のとおりです。
①WAONチャージで500JALマイル(還元率1%)
②WAON払いで250JALマイル(還元率0.5%)
③ビックポイント5,000円分(JALマイル即時移行で1,500JALマイル、還元率3%)
このうち、領収書から判明するのは③だけなので、返金額から引かれるのは5,000円分と想定されます。
そうすると、5,000円(と送料)で2,250JALマイルの実質的バイマイルとなります。
1JALマイルを約2.2円で買った計算になりますね。
私はJALマイルは1マイル5円ぐらいの価値があると考えているので、この意味では、この取引をやる価値はあると考えます。
この取引のリスク
最大のリスクは、「返品を忘れる」ということだと思います。
クレジットカードの解約を忘れるのと同じリスクですね。
他には、ダイソンが難癖つけて、「返品を拒否」することも想定されます。
約款に小さい文字で色々書いてあるかもしれないので、この点も要注意でしょう。
他の利用方法1
「返金保証キャンペーン申込み用紙」には以下のような記載があります。
ショッピングポイントを利用して購入された場合、レシートにショッピングポイントによるお支払い額と現金でのお支払い額の両方もしくは合計が明記されていれば、その合計額を返金いたします。レシートにショッピングポイントをのぞいた金額のみが記載されている場合は、レシートに記載されている金額を返金いたします。
これによると、ポイントで購入した場合でも、現金で返金してくれそうです。
これをうまく使えば、ビックポイントを現金に等価交換できることになります。
期限切れ寸前のビックポイントがある場合には、有用ですね☆
なので陸マイラー的視点よりも、こちらの方が利用価値が高いでしょう。
とはいえ、先に述べたリスクを考えれば、手間との関係で、そこまでオススメできません。
他の利用方法2
これも別記事にしてあるとおりですが、すぐにJALマイルが欲しい人にとっては、有用だと思います。
「特典航空券取得にあと1,500マイル足りない!」という人ですね。
ビックポイントの即時移行によるJALマイルは、翌日に加算されます。
後日、返品手続きをすれば、その分お金で返せば良いのと同義なので、利用価値があると思います。
「特典航空券を取得できる」ということに価値があるということですね。
これはお金で買えないプライスレスな価値です。
他の利用方法3
クレジットカードのキャンペーン枠を埋めるために使うということも考えられます。
よくある、クレジットカード発行後3か月以内に200,000円利用で30,000ポイント、とかいうやつですね。
こういったキャンペーンの条件達成のためにダイソンの返品保証キャンペーンを使うというのもありでしょう。
まとめ
なので、「他の利用方法」で書いた範囲でなら、利用価値があるのかもしれません。
ただし、クレジットカード会社から現金化と言われないように注意をする必要があります。
あるいは、「ダイソンのドライヤーを試してみたかった」というダイソンが想定している方も利用価値があるでしょう。
大事なのは、こういう細かい情報を常に分析することですね。
あっ、と驚く方法がどこかで見つかることがあります☆