ブログを開始してから続けてきた毎日の更新が途切れ、しばらく更新をしておりませんでした。
仕事が忙しくて、なかなかアブダビ&ドバイ旅行記にとりかかることができていないのです。
また、twitterでも、私のことを取り上げて下さっているのに、反応できなくてすいませんでした。
見てはいたんです。。。
だけど、疲れ果てて、返信する余裕もなく。。。
この場を借りてお詫び申し上げますm(_ _)m
ということで、元気を取り戻して、久しぶり(と言っても4日ぶり)の更新をします!
前々から気になっていたのですが、ビジネスクラスって、エコノミークラスと比較してどのぐらいの経済的価値があるのでしょうか。
エコノミークラスではなくてビジネスクラスで得られるものとは!?
アブダビ&ドバイ旅行では、キャセイ、エティハド、JALさんと3社のビジネスクラスを乗り比べることができました。
そこで、ビジネスクラスの経済的効果を考えてみました。
(目次)
(キャセイパシフィックのビジネスクラス)
1.ビジネスクラスのメリットとは??
とりあえず思いつくままにビジネスクラスのメリットを書き上げてみました。
①優先チェックインや優先レーンを利用できる
②優先搭乗ができる
③ラウンジを使うことができる
④座席が広い、フルフラットになる
⑤機内食が豪華
⑥機内で飲めるお酒が多い
⑦限定免税品を買える
⑧より多くのマイルが貯まる
⑨より多くの修行ポイント(FOPやPP)が貯まる
⑩航空会社の印象が良くなる
ビジネスクラスに有償で乗る人は平均年収が高い方だと思うので、年収1000万円の方を想定します。
そうすると、日給40,000円、時給5,000円ぐらいでしょうか。
これを前提に考えてみます。
2.優先チェックインと優先搭乗
ここは優越感と時間の節約がメリットですね☆
優越感は経済的価値ではないので置いておくとして、時間の節約はどれぐらいでしょうか。
平均するとチェックインで30分、優先レーンで20分、優先搭乗で10分というところですかね。
そうすると往復で2時間分節約できるので、時給5,000円の方だと1万円を節約できたことになります。
3.ラウンジを使うことができる
ラウンジを使うメリットも2つに分けることができます。
〔1〕疲れない
〔2〕食事を取れる
〔1〕のメリットは4に含まれるので、ここでは経済的価値として計算しません。
〔2〕は、空港の制限エリア内では食事が高いので一食2,000円とすると、往復で4,000円ということになります。
ここまでが搭乗前のメリットですね☆
4.座席が広い
座席が広いことを経済的価値に直す方法は色々あるかと思います。
ここでは、
「疲れない分、現地でより多くの活動ができる」
ことに価値を見出す、という形で計算してみます。
エコノミークラスでヨーロッパに行くと、往路で疲れて、到着したその日はあまり活動できませんよね??
また復路については、帰国した次の日の仕事の効率って、ものすごい落ちますよね??
ですが、ビジネスクラスだと、機内でゆっくりできますし、フルフラットなら、ぐっすり寝ることができます。
これを経済的価値に直して考えてみます。
エコノミーだと往路も復路も半日分ぐらい損をすると考えることができます。
そうすると、合計で1日分損をすると考えられます。
ビジネスだと、そんなことはなく、着いたその日からバリバリ活動できるでしょう。
なので、日給40,000円の方なら、ビジネスには40,000円の価値があることになりますね☆
5.機内食が豪華
レガシーキャリアのビジネスクラスなら、日本で食べれば3,000円分ぐらいの食事が出てきます。
一方エコノミークラスなら、1000円分ぐらいですかね。
その差、2,000円、往復で4,000円の違いです。
(エティハド航空のビジネスクラス)
6.機内で飲めるお酒の種類が多い
これはお酒が好きな方限定ですが、ビジネスクラスは結構いいお酒を飲むことができます。
居酒屋の飲み放題プランでいうと、通常料金プラス1,000円でもっと色々頼めますよ、というのがあるので、それにならうと、片道1,000円、往復で2,000円ですね☆
7.ビジネスクラス限定の機内販売品を買える
典型的なのはJALさんの森伊蔵ですね☆
一本3,000円ぐらいで機内で買うことができます。
ヤフオクなどでの市場価格は13,000円ぐらいなので、10,000円分の価値ですね☆
いつも買えるわけではないし、往路では買わないと思うので、この半分が価値だとして、5,000円分の価値があるということになります。
ここまでが搭乗中のメリットですね☆
8.より多くのマイルがもらえる
これも路線によって違いますが、ヨーロッパ路線だと、ビジネスとエコノミーでは10,000マイルぐらい違うでしょうか。
一般的に言われている1マイル2円だとすると、20,000円分の価値があるということになります。
(JALさんのビジネスクラス)
9.より多くの修行ポイントがもらえる
ここも経済的価値に直すのは難しいです。
結局はアップグレードなどのされやすさに影響すると思うので、10に集約されると考えて、ここでは経済的価値に含めないものと考えておきます。
10.航空会社の印象が良くなる
これは具体的には、上客と扱ってくれて、エコノミーのチケットでもビジネスにアップグレードしてくれる可能性が高くなるという価値ですね☆
ここの経済的評価はとっても難しいのですが、4区間に1回ぐらい(2往復に1回ぐらい)エコノミーからビジネスにアップグレードしてもらえるというところですね。
11.まとめ
以上を前提とすると、ざっくりと以下の数式が成り立ちます。
Xは、エコノミーとビジネスの往復の差額を意味します。
X=10,000+4,000+40,000+4,000+2,000+5,000+20,000+X*1/2
1/2*X=85,000
X=170,000円
実際のヨーロッパ路線をJALさんで見てみると、だいたい、エコノミークラスの最安値が往復で100,000円、ビジネスクラスが450,000円です。
その差、350,000円。。。
ということで、年収1000万円ぐらいの人だと、割に合わないという計算結果になると思います。
確かに、夫婦2人で行くとして、飛行機代だけで約100万円って給料1か月分以上ですからね。
JALさんの場合だと年収2000万円ぐらいになって初めて差額分の意味が出てきますね☆
(それでも割りに合うかというと、、、)
一方、中東系の航空会社でたまにあるキャンペーンで往復200,000円でビジネスクラスを買える時なんかは、年収1000万円ぐらいの方でもビジネスクラスにする意味はありそうです。
とはいえ、ビジネスクラスは庶民には高嶺の花ということですね。
やはり、マイルでビジネスクラスに乗るのが1番です☆