おはようございます、プラチナハンターです。
いよいよ、JAL国際線特典航空券PLUSの運用が開始されました。
ほぼほぼ、JALさんの事前の予告どおり、12/4の8:00から検索可能になりました。
改悪と言われる中、お得になった路線もあるので、どんな感じになっているか、調査してみました。
(目次)
1.お得になった路線は主に東南アジア路線
東京発着で言うと、こんな感じですね☆
以前は、東南アジアの路線は、エコノミークラスだと、どの目的地でも往復で35,000マイルでしたが、以下のとおり、最低のラインである必要マイル数は若干減っています。
(往復での必要マイル数。片道はこの半分)
バンコク:27,000マイル
ホーチミン:26,000マイル
ジャカルタ:31,000マイル
シンガポール:24,000マイル
その他の路線の必要マイル数はこちらでご確認下さい。
大事なのは、上に書いたようなマイル数で取れる日程がどれぐらいあるか、ということです。
そこで、2019年9月の日程(シルバーウィーク近辺)で検索してみました。
2.最低マイルでの空席がそれなりにあった路線
なんと、上で紹介した東南アジアの各路線の全てで最低マイルの便が表示されました!
(バンコク)
(ホーチミン)
(ジャカルタ)
(シンガポール)
結構、意外な感じでした!
正直、いくつかの路線では、必要マイル数がアップされて表示されるのでは?
と思っていたのです。
来年のシルバーウィーク付近でこんな感じですから、最低マイル数の解放枠これまでと同程度ということなのかもしれません!
3.最低マイルでの空席がほとんどなかった路線
パリ(最低マイル数26,000マイル)やフランクフルト(最低マイル数23,000マイル)は、シルバーウィーク付近だとかなり混み合っていました。
(パリの検索結果)
(フランクフルトの検索結果)
混み合っている路線だと、必要マイル数が激増していることが分かりました。
4.BAマイル、ASマイル、AAマイルだとどうか!?
ブリティッシュエアウェイズのサイトで検索すると、パリは全く空席がなく、フランクフルトはプレミアムエコノミーだけが出てきます。
ほんで、もう一回、JALサイトで、同日のフランクフルト行きのプレミアムエコノミーを検索すると、、、
プレミアムエコノミーの最低マイル数(35,000JALマイル)での発券ができそうです。
(それにしても、前後の日程だと片道約10万マイル、、、笑)
気になったので、シンガポール路線を検索すると、、、
先程の検索結果を再掲すると、、、
最低マイル数以外の時には、BAマイルで発券できないことが分かります!
その差、わずか500JALマイル!
次に、アラスカ航空のサイトで同日のシンガポール行きの便の確認をしました。
アラスカ航空でも結果は同じで、JALサイトで最低マイル数で表示される便だけが表示されます。(念のためですが、アラスカ航空はワンワールドには所属していません。JALさんと個別提携しているだけです。)
念のため、アメリカン航空での特典航空券も確認しておきました。
アメリカン航空でJAL運航便を発券する場合には、電話をする必要があるので、電話で確認しました。
そうしたところ、やはり、同日のシンガポール行きの便は、上の画面のJL711(JALサイトで最低マイル数で表示される便)しか表示されないとのことでした。
5.まとめ
以上の結果によると、どうやら、提携他社にJAL運航便の特典枠が開放されるのは、JAL国際線特典航空券PLUSで最低マイル数で発券できるときだけのような気がしてきました。。。
これが事実だとすれば、改悪と評価すべきなのか、それとも、PLUSして特典航空券を発券できるのだから、改善と評価すべきなのか、、、
最低マイル数で発券できる数次第ということなんでしょうかね。
せめて、もう一段階上の時でも提携他社で発券できるといいのですが、、、
それと、シンガポール路線のように、必要マイル数は細かく刻まれていることも分かりました。
需要に応じて、500JALマイル単位で必要マイル数を増やすということですね。
そして、繰り返しになりますが、JALサイトで500JALマイルでも増えていれば、提携他社では発券できないことになります。
この場合、どうしても特典航空券を発券したければ、JALマイルで発券せざるを得ないことになります。
もう少し時間をかけて分析してみたいと思います。